(平成20年度厚生労働省委託事業)
 

 平成19年に、閣議決定された「がん対策推進基本計画」においては、基本方針として、がん患者を含めた国民の視点に立ったがん対策の実施があげられています。

 がん患者が自分自身でがんの治療方法等を選択できるような体制を整備して、患者が納得できるインフォームド・コンセントを提供できるがん医療体制を整えていく必要があるといえます。

 しかし、がん医療に携わる医師からの患者への説明方法が適切でないことも少なくなく、それによりがん患者は必要以上の精神的負担を強いられ、ときには、治療法等の選択を誤らせることもあります。

 本研修会は、こうした状況を踏まえ、がん医療に携わる医師に対して、医療コミュニケーション技術の研修を行い、患者が納得した上で安心して治療法等の選択が出来るような、患者と医師との間により一層の良好なコミニュニケーションを築くための技術を研修することを目的とし、平成19年度より日本サイコオンコロジー学会の協力のもとで実施されております。
 

会場・日時

 札幌会場
 平成20年9月18日(木)10:00〜10月19日(金)16:00
 NTT北海道セミナーセンター(札幌市中央区)
 大阪会場
 平成20年10月23日(木)10:00〜10月24日(金)16:00
 天満研修センター(大阪市北区)

実施内容

 札幌会場
   受講者は実際にがん医療に3年以上携わっている医師の方16名であり、4グループに分かれ、ロールプレイを中心とした研修会でした。講師として、ファシリテーター各グループ2名、模擬患者役としてグループ全体で4名の方が参加しました。

 研修会は「コミュニケーション技術研修会テキスト」をもとに進められ、テキストに掲載された“難治がんを伝えるシナリオ”“再発・転移を伝えるシナリオ”からスタートし、“抗がん治療中止を伝える”まで、合計8回のロールプレイが実施され、活発なグループディスカッションが行われました。

2日目最後の研修会のまとめでは、ファシリテーター、模擬患者、受講者の全ての参加者が意見感想を順番に述べられ、受講者の方からは、今後の臨床現場での医療に役立てたいとの意見も多数ありました。
参加された医師の先生方のがん治療に本研修会の内容が参考になればと期待しています。
 大阪会場
 

 申込者が定員を大幅に超えたため、定員を20名とし、5グループで実施しました。また今回は初めての試みとして、全国から応募された小児科の先生4人によるグループを1つ設けました。模擬患者役としては、患者の母親、父親の設定でロールプレイを行いました。本研修会で実施しているコミュニケーション技術が、小児科の臨床現場でも役立つことを期待します。

研修会風景
【札幌会場 オリエンテーション風景】 


 
【札幌会場 講義風景】
 
【札幌会場 ロールプレイ風景】
 
【札幌会場 部屋案内】

 
【札幌会場 全体まとめ風景】
 
【大阪会場 ロールプレイ風景】 

 
【大阪会場 ロールプレイ風景】
 
【大阪会場 ロールプレイ風景】
 
【大阪会場 修了式風景】